「三日坊主」という言葉があるように、何事も継続することは難しいものです。特にそれなりに努力することが必要な勉強については、その意欲、モチベーションをキープし続けるというのは簡単なことではありません。
もちろんあなたが、かのマハトマ・ガンジーの残した言葉、「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。」を実践している可能性もありますが、しかし一般的な人間にとってガンジーのようになるのはとても難しいものなのです。
そこで勉強に対するモチベーションを維持するための方法、と言うよりもちょっとした技術をここで紹介して行きましょう。
目標を可視化する
古典的な方法ではありますが、目標を紙に書いて貼っておく、などの方法がこれです。これは単に見れば自分が目標としていたことが明確に思い出させる、ということでもありますし、また潜在意識に刷り込む効果もあります。
加えて、この目標を書いたときに持っていたその意欲を思い出させる、という効果も期待できます。実際この方法は迷信ではなく、ハーバード大学が1979年から10年間かけて行った研究でも有効であるとの結果が出ているのです。
目的を共有する人を作る
人間は楽しいことに対するときの方が、前向きに、意欲的に取り組めるのは当然のことです。ならば勉強もより楽しくしようと考えるのも当然です。その一番の方法は、一緒に同じ勉強を行う人を作ることです。誰かと楽しく、そして競い合いながら勉強をすると、張り合いが全然違います。
友人や家族を誘って一緒に勉強を始める、というのが一番理想的です。何故なら頻繁にコンタクトを取る人であれば、ちょっとした疑問も相談できますし、何より近況報告をした時に相手の勉強の進展具合が確認できるので、ちょっと自分が遅れているな、と思えばもっと頑張ろうという気になるからです。意図的にライバルを作る、そんな感覚です。
場所を変える
これはマンネリ化を防ぐというのが大きな理由ですが、自宅には多くの誘惑があるというのも理由です。また自宅は自分にとって快適な空間なので、緊張感を失くしてしまうという場合もあります。
そういった方には図書館のような勉強をしている方が多くいる場所がお勧めです。周りの緊張感は伝染しますし、きっとあなたの勉強意欲を刺激してくれるでしょう。
そして現代ではスターバックスのようなカフェも快適な勉強空間を提供していて、多くの方が勉強のためにこのようなカフェを利用しています。マンネリ化を防ぐために快適な勉強空間を予めキープしておくということは、勉強意欲を維持するために大事なことなのです。