現代の花形職業の一つでもあるゲームプログラマーですが、慢性的な人手不足が続いています。理由としてはゲームそのものが大きくなり過ぎていて、一つのゲームを開発するのに多くのゲームプログラマーが必要になっているということや、また新進気鋭の若い企業が多いため、人材を育成するノウハウが確立していない、ということがあります。
ゲームの進化はとても速く、それに伴い企業が求める人材のレベルが高くなっているにも関わらず、しかし育成する環境が余りにも少ない、ということなのです。そんな業界に飛び込んでいくためには、それなりの技術を持ってからでないと中々難しい部分があるのが現状なのです。ではそんな今の時代、ゲームプログラミングを学ぶにはいったいどうするのが良いのでしょうか?
専門学校に通う
インターネット上を少し探してみると、幾つもの無料プログラミング学習サイトやeラーニングについてのサイトを見つけることが可能です。そういったサイトで基礎的なことを身に付けるのは、趣味としてゲーム作りを行うのであれば十分ですが、それ以上の能力、それこそゲーム開発企業に就職したいというような希望があるのであれば、やはり不十分と言わざるを得ません。それほど現在の企業が求めるゲームプログラマーのレベルは高い、ということなのです。
そのような企業が求めるレベルに到達するには、専門学校に通う、という方法がやはりお勧めです。何故なら、そこには多くの志を共にする生徒が通ってくるため、疑問などを一緒に考えることができ、そしてその疑問に直ぐ回答を与えてくれる先生がいるからです。実際プログラム上の問題点を探すことは、一人で行っていると非常にストレスを伴う作業です。そんな作業も仲間や先生の助けがあれば、乗り越えて行くことができるものです。その点だけでも専門学校でプログラミングを習う価値があります。
そして専門学校によっては特定のゲーム開発企業にコネクションを持つ学校もあり、頑張り次第ではそういった企業に紹介してもらうことも可能です。また資格を取得することを重視する学校も多く、たとえ希望のゲーム開発企業に就職できなくても、別の形でプログラミング技術を活かすことを考えてくれてもいるのです。
また現在は夜間や週末にクラスやコースを設けている学校も多く、仕事をしながらプログラミングを学びたいという方にも十分な環境が整っています。無理のないプランでゲームプログラミングを学び、そして希望のゲーム開発企業に転職する、という選択も現実的なことなのです。